Works

5-51

グランプリチェア(No.4130)

Grand Prix Chiar(No.4130)

アルネ・ヤコブセン

Jacobsen,Arne

製造者[初号]

フリッツ・ハンセン

製造年[初号]

1957[1957]

材料・技法

チーク、成型合板

サイズ

H785×W460×D495mm/SH430mm

アントチェアに始まるアルネ・ヤコブセンの座と背を一枚の成形合板でつくる椅子のバリエーションである。その時代の要素にあわせてフォルムの変化が生み出されている。フィリッツ・ハンセン社の技術も向上し、座の左右が大きく上がり、座面の座り心地をゆったりとし、背を左右に大きく張って体を抱きかかえるような形になっている。脚を金属でなく成型合板でつくり、その断面は大きく窪みをつけた三角形に似た形となっている。1957年ミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞したことから、トリエンナーレチェアとも言われる。

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