5-27
製造者[初号]
ルド・ラスムッセン・スネカリア
製造年[初号]
1992[1914]
材料・技法
マホガニー、籐張り、革張り
サイズ
H735×W698×D525mm/SH440mm
20世紀に入りアール・ヌーヴォーやバウハウスという新しい動きがあったが、北欧ではそれらの流れをそのまま取り入れることなく、とりわけクリントはイギリスの伝統的な椅子のリデザインを一つの姿勢とした。材料にはマホガニーを使いシンプルな中に品格が備わっている。編まれた籐は、アームから背に手編みできれいに仕上げている。この椅子は港町ファーボーの町工場の脇の間口の狭い細長い敷地に造られた美術館に置かれ、今日尚オリジナルのこの椅子に座ってゆっくり絵を鑑賞することができる。