前期のみ展示
8-04
製造者[初号]
城北木材加工
製造年[初号]
1993[1972]
材料・技法
脱脂唐松、い草編み
サイズ
H845×W475×D830mm/SH360mm
脱脂した唐松の無垢材を用い、直線のみで構成された椅子である。座面と背に植物の「がま」をひも状にして編んだことからその名が付いた。長野を中心に多生する唐松の利用法の開発から、松ヤニの脱脂法が生まれた。そしてその材を使ったデザインの依頼を村松勝男が受けて、唐松の家具を集中的にデザインした頃のもので、代表作となっている。畳を傷つけずに使用できるように脚の下に畳ずりがついている。