6-01
製造者[初号]
エアボーン
製造年[初号]
1965[1965]
材料・技法
ポリウレタンフォーム、スチールパイプ、布張り
サイズ
H700×W680×D730mm/SH350mm
1965年に発表されたこの椅子は、世界的に衝撃を与えた。旧来の椅子の概念を大きく変えて、自由な曲線によるフォルムでつくりあげたエポックメーキングな椅子の出現であった。技術的には金属で構造体をつくり、座にはゴムのウェービングを張ったのち、クッション材のウレタンで包み、収縮性のあるニット地で全体をくるみ、ファスナーでとめるという構造である。何種類かの色彩の布による張り替えが可能である。椅子の構造体を見せずに曲線的なフォルムで、また張り生地が交換できるという新しいデザインである。