3-11
グランコンフォール(No.LC2)
Grannd Confort(No.LC2)
ル・コルビュジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン
Le Corbusier、Jeanneret,Pierre、Perriand,Charlotte
製造者[初号]
カッシーナ[トーネット・フレール]
製造年[初号]
1988[1928]
材料・技法
スチールパイプ、布張りクッション
サイズ
H690×W770×D710mm/SH490mm
この椅子は、座に2個、アームに2個、背に1個の5個のクッションを金属のフレームにはめ込むという単純な構造でつくられている。金属のL字型鋼でできた座枠にゴムのウェービングベルトを市松に張ってフックで留め、その上にクッションをのせている。横から見ると、アームのクッションを支えている金属パイプには、太さが異なるパイプが使用されている。アームと背が同じ高さになっていて、実際に座ると若干アームが高く感じるが、体全体がすっぽり収まるような座り方をすると心地良い椅子である。