Works

3-09

ブルノチェア(No.255)

Brno Chair(No.255)

ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ

Mies van der Rohe,Ludwig

製造者[初号]

ノル・インターナショナル[ベルリナー・メタルゲヴェルべ・ヨーゼフ・ミューラー]

製造年[初号]

1977[1930]

材料・技法

スチールフラットバー 、革張り

サイズ

H780×W580×D600mm/SH440mm

フレームがスチールフラットバーを用いた片持ち構造の椅子である。脚の接地面に貫状のものが加えられている。カンティレバーならではのスチールの弾力ある構造を生かし背、座のフレームが取り付けられている。座と背の内部は木枠が台輪状になり、その上にクッション材を置き革張り仕上げにしている。フレームは木枠の内側からビス止めし、それに裏張りをしている。アームのパッドは内部に芯があり下部からビス止めしている。シンプルで、機能的な椅子である。スロバキアの工業都市ブルノの展覧会に初めて展示されたことから「ブルノチェア」と呼ばれている。

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