Works

1-07

ストレートチェア

Streight Chair

不詳

unknown

製造者[初号]

シェーカージャパン[不詳]

製造年[初号]

1998[1700年代後半]

材料・技法

ハードメープル、キャンバステープ

サイズ

H1090×W470×D430mm/SH470mm

個人のためではなく、自分たちが所属する集団のために椅子を作るという目的から、自ずと手間がかからず、丈夫な椅子が生み出されることとなった。しかもシェーカー教徒が重んじた清貧という理念は、質を高めつつも虚飾を廃するという近代デザインの本質につながっていると言っていいだろう。私有財産が認められなかったシェーカーヴィレッジでは、そこで作られる家具はすべてが同じ形態で量産され、個人の趣向などはほとんど見られないのだが、座面を構成するテープの裏などの目立たない場所に作り手の名前が記されているものも見られる。

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