5-17
製造者[初号]
PP モブラー[ヨハネス・ハンセン]
製造年[初号]
1994[1947]
材料・技法
トネリコ、チーク、紙紐編み
サイズ
H1065×W780×D755mm/SH355mm
ウインザーチェアをデザインのモチーフとし、背の丸棒の中央に平らな部分をつくり、その名のとおり孔雀の羽根を広げたようなフォルムを持った椅子である。ピーコックという名は、ハンス・ウェグナーの友人であったフィン・ユールがつけた。また背のスポークが弓矢の形に似ていることから「アローチェア」とも呼ばれる。材料にトネリコを使用し、漂白し、無公害のソープフィニッシュ仕上げでよりいっそう軽さを出している。座はペーパーコードで編み、アームに汚れが目立たないようにチーク材を使って木の色のコントラストを出しているタイプもある。背の外周は当初成形合板であったが、現在は曲木でつくられている。