Works

3-18

フーバーラウンジチェア(TECTA D36)

Hover-lounge chair(TECTA D36)

ジャン・プルーヴェ

Prouvé,Jean

製造者[初号]

テクタ[ジャン・プルーヴェ]

製造年[初号]

1997[1930]

材料・技法

スチールパイプ、籐張り

サイズ

H960×W670×D780mm/SH390mm

テクタD80と同じように、イージーチェアであると同時にリクライニングチェアの一種で、同じような効果を狙った椅子といえる。フレームはスチールパイプで、曲げ加工が各所にあり、アーム、脚、後脚が一本で構成されている。パイプは基本的に丸フレームであるが、中間で楕円に変化しているものを使用している。そしてフレームとフレームの間にはコイルスプリングで取り付けられている。座って、ある程度後ろに加重をかけると程良い感じで体が下がってゆくというリクライニング効果が得られ、起きると、スプリングによって元に戻るという仕組みである。また後部に六角ナットがあり、それを締めたり、弛めたりすることで、スプリングを調節できるようになっている。

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